古い戸籍(旧民法)の用語ミニ知識

【 家督相続 】

原則、故人の長男が遺産のすべてを引き継ぐ相続制度のことです。

【 養嗣子 】

跡継ぎのための養子のことで、戸籍に養嗣子とあれば、その方が次に家を継ぐ存在であり家督相続するために養子縁組をした方ということです。

【 入夫婚姻 】

女戸主である妻の家に夫が入る婚姻です。婚姻後は妻の姓を名乗りました。

【 廃家 】

戸主が婚姻や養子縁組などの理由により他の家に入るために、自らの意思による戸籍上の届出で元の家を消滅させることをいいます。 あくまで戸籍上のことで実際の家を取り壊すことではありません。

【 絶家 】

戸主が死亡したことなどにより家督相続が開始されたにもかかわらず、家督 相続人となる者がいないために、やむを得ず家が消滅することです。廃家が戸主の意思を元に行うのに対し、絶家は不可抗力により生じたものになります。

【 隠居 】

戸主がその地位を次の代に譲って隠退することです。隠退の条件は、原則、戸主自身が満60歳以上で、かつ、家督相続人の承認を要しました。

※以上、古い戸籍をさかのぼると他にも現在の戸籍とは異なる表現があり、とても興味深いです。

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